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放射線の可視化

霧箱

放射線の飛跡を飛行機雲のような霧として可視化する装置です。装置上部の窓から覗くと自然界に存在する放射性物質であるラドンガス等からのα線やβ線の飛跡が見えます。

細長く所々曲がっているものがβ線の飛跡です。また、動画後半左上に一瞬見える太く短い飛跡がα線の飛跡です。β線はα線に比べて質量が小さいため霧箱内の気体分子と衝突することで進路が曲がりますが、α線は重いため進路を曲げられることなく直進します。また、α線はβ線に比べて電荷が大きいため電離密度が高く飛跡が太くはっきりと見えます。

スパークチェンバ

放射線の飛跡をスパーク(火花)として可視化する装置です。宇宙から飛んでくる宇宙線の一種(ミュー粒子)の飛跡が見えます。

ミュー粒子は上空から飛来するため、上から下に向けてスパークが走ります。また、ミュー粒子は物質を透過しやすい性質をもつため、建物の屋根や上階の床等のコンクリートを透過して届きます。当スパークチェンバは6階建ての建物の1階に設置していますが、ミュー粒子を観測できます。

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