業務内容

Work

3．多職種連携事業

在宅医療が増える中で薬剤師にとって医師、看護師、介護士、ケアマネジャーなど多くの職種との連携が必須となっています。地域包括ケアへの参画や合同研修会の開催などを行っています。

1. 休日夜間薬局運営業務

伊勢原市シティプラザ内にある伊勢原市休日夜間薬局は一般社団法人伊勢原市薬剤師会が運営しており、主に休日夜間の急患診療による院外処方せんの調剤を行なっております。
スタッフは地元薬局の薬剤師を中心に当番制で業務を行なっており、地域住民の皆様の健康維持を願って、早期の治療のお役に立ちたいと考え運営しています。

※休日および夜間に急病にかかった方の薬局であるため、お薬の在庫には限りがあります。処方内容によってはお薬がそろわないこともありますので、休日・夜間診療所以外の調剤をご希望の方は、あらかじめお電話にて在庫状況をご確認ください。また、一般用医薬品。医療材料などの販売は行っておりません。

1. 保険薬局研修会の運営

薬剤師における生涯学習は重要でありそのために様々な研修会を定期的に運営しています。薬剤師として倫理、基礎薬学、医療薬学、衛生薬学及び薬事関連法規等多くの知識を必要とするなかで自己研鑽した証として研修認定薬剤師制度のもと認定薬剤師の取得にも協力しています。

2．お薬手帳の推進

・お薬手帳とは、あなたが飲んだり使用したりしているお薬の名前や飲む量、回数などの記録を残すための手帳です。
・病院、診療所、歯科医院や薬局に行くとき、お薬手帳を見せる事で同じようなお薬が出ていないか、飲み合わせが悪くないかを確認してもらえます。
・外出時、急に具合が悪くなったり、不慮の事故に遭ったり、災害の時などかかりつけのお医者さんに診察していただけないときなど頼りになる手帳です。
・当会員薬局では伊勢原市薬剤師会で作成したお薬手帳も患者様に配布しております。

3．リスクマネジメント

薬剤師は常にリスクを意識して、リスクマネジメント（リスク管理）を行う必要があります。それぞれの会員薬局がリスクマネジメントを行っている中で保健福祉事務所等からの情報を含め会員に認識してもらえるように研修会や情報提供を行っています。

1. 薬学講習会の開催

薬剤師に求められるプロフェッショナルスタンダード（PS）には5領域、ヒューマニズム（倫理）、医薬品の適正使用（安全性，経済性）、地域住民の健康増進（薬物乱用防止，セルフメディケーション）、リスクマネジメント、法律制度の遵守があります。これらの達成すべき目標に向けて講習会を実施しています。

2. 薬業経営研修会の開催

診療報酬改定において、薬局における各施設基準の要件や、診療報酬改定のポイント等を理解しやすいように研修会等で情報提供しています。

3. 学術研究発表会の開催・援助

薬剤師の生涯学習の観点より学術・研究活動は薬学の発展に重要であり会員の学術発表会への参加援助を行っています。

1. 薬物乱用防止推進のための街頭PR活動

「ダメ。ゼッタイ。」普及運動等で市民への街頭PR活動を行っています。啓発資材としては薬物乱用防止啓発用ポケットティッシュやリーフレットを配布しています。

2. 薬物乱用防止教室の開催

学校薬剤師を中心に小・中学生及び高校生等を対象に薬物乱用防止教室を開催しています。

学校保健安全法により伊勢原市内の小中学校、県立学校の学校薬剤師として委嘱され、下記業務を行い児童・生徒の心身の健康を守り、安全に学校生活が送れるように指導、助言を行っています。

1. 教室内の空気環境検査

授業を実施している教室の気温、湿度、二酸化炭素濃度、浮遊粉じん、気流などの検査を実施、児童・生徒が快適に授業を受けられる環境であるか調べています。冬季には暖房器具の使用による有害物質（燃焼に伴い発生する一酸化炭素や二酸化窒素）が発生していないかを調べています。またシックハウス症候群の原因となる空気中化学物質検査を行っています。

2.教室内の照度、黒板の色彩検査

授業を実施している教室の机上と黒板面の照度を測定し暗くないか、また眩しすぎることはないか調べています。また、コンピュータを使用する教室では机上およびモニタ面が適切な明るさかどうか、影や映り込みがないかを調べています。黒板面の色彩検査を行い問題がないか調べています。

3.騒音検査

学校周囲環境における騒音により先生の声や児童・生徒の声が聞き取りにくいことがないか、騒音計を用いて測定しています。

4.飲料水の検査

学校で使用される水道水が安全であることを調べています。

5.水泳プールの管理

夏のプール授業期間中に学校に出向き、プール水をサンプリングして水質検査を行います。またプールの施設管理に問題ないかを調べています。

6.ダニアレルゲンの検査

夏場に校内でダニが発生しやすい場所の検査を実施しています。

7.給食調理場の検査

定期的に給食調理場の環境衛生について検査を行い、問題がないか調べています。

8.薬物乱用防止教室への参画

近年の若年者への大麻乱用者の増加、一般用医薬品の乱用問題などを踏まえ薬物乱用防止教育の重要性が高まっています。学校薬剤師は薬理作用の専門家としての立場から教職員と協力して出前授業を実施しています。

9.学校保健委員会への出席

学校保健委員会に出席して、学校医、学校歯科医とともに専門的な立場から助言を行っています。

10.その他

学校で使用する医薬品、薬品、毒劇物等の保管、管理、廃棄等に関する助言を行います。学校には保健室で使用する医薬品だけでなく、理科・化学実験用の薬品、プール消毒剤、園芸用の薬品など多数使用されており事故が起きないように指導、助言を行います。
新興感染症発生時の感染防止策等について指導、助言を行います。
（新型コロナウイルス流行拡大期には学校からの依頼を受けて感染防止策について助言を行いました）

1. 伊勢原市総合防災訓練参加協力

毎年１回開催している、防災訓練に参加協力しています。行政、消防、警察、医師会、歯科医師会などと連携し、災害時に迅速な対応ができるように訓練します。

2. 伊勢原市総合防災における必要資材の整備

行政などと協議し必要な資材の確保をしています。

3. 医療救護隊への参加

行政機関の依頼などにより救護隊の参加を協議します。

4. 災害備蓄医薬品の管理

東海大学病院、会員薬局、医薬品卸などの協力のもと必要な医薬品の備蓄を目指します。

5. 災害時のための薬剤師の研修の企画、実施

災害時に活動が出来るよう、必要な研修の企画、実施、薬学生への研修などをしています。

献血振興のための街頭PR活動

伊勢原市薬剤師会は定期的に献血活動に協力しています。医療において輸血を必要としている患者さんの献血のために毎日稼働している献血バス等で受け付けています。献血活動は赤十字活動に協力したもので会員薬局でポスター掲示も実施しています。

医薬品自主管理巡回点検活動

薬局において不当な広告や法的不備がないように医薬品の管理状況や販売体制などを確認する必要があります。伊勢原市内の会員薬局へ薬剤師会が作成したチェックシート等を利用し、自主点検するように奨励し、更に店舗を巡回して、必要事項が遵守出来ているかを確認する活動を実施しています。

1. 研修会等の参加者向け及び新規会員募集案内の作成
2. 伊勢原市薬剤師会ホームページ管理

など、全員市民向けに情報を発信しています。

1. 伊勢原市薬剤師会の財務管理業務を行っています

1. 伊勢原市薬剤師会の運営業務
2. その他の庶務、総務業務

を行っています。